世界の正月
1年の始まりの日を祝って平和や健康を願い、豊作と繁栄を祈るのは世界中どこの国の人...
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1年の始まりの日を祝って平和や健康を願い、豊作と繁栄を祈るのは世界中どこの国の人も同じです。
しかし、いつを1年の始めとするのかは、国や民族、宗教使っている暦などで異なってきます。
現在のわが国では、太陰暦の1月1日から15日までを「正月」と呼んでいます。太陰暦、太陽暦を使ったり、3月や4月に年始めの行事をする場所もあります。
この写真展では11カ国の国の年始めの行事を展示しております。希望に満ちた新しい年を迎える世界の人々の表情をごらんください。
なお、「正月」という文字は中国の古典「春秋」の始めの文章に、紀元前722年の出来事を記して「元年春、王ノ正月」とあることによります。
全国、全世界には様々なやり方で正月を迎えます。
一部ご紹介します↓↓↓
○鳥取県会見町 1月1日
神俵
座敷に大きな米俵を2つ並べ、その上の祭壇に年神と稲魂をまつる。米俵には種籾を入れ、年の始めに稲の豊作を祈る。
○山形県鶴岡市 正月の頃
大黒舞い
婦人たちが大黒様の姿になり、民家をまわり祝福する。打出の小槌を振り、扇を開いて、めでたい大黒舞いを唄い踊る。
○宮城県志津川町 1月1日
年棚
漁業をする家に、神官が訪れて年棚を飾り年神を祭る。豊漁であるようにと白紙で魚や魚網の御幣をきざみ、年棚にかけていく。
大分県豊後高田市 1月初旬の満潮の時
ホーランエンヤ
元旦に宝船が海へと向かう。乗り組む若者たちが「ホーランエンヤ」と勇ましくかけ声をかけて漕ぎ、漁業に出て豊漁を祈る。
○大分県豊後高田市 1月初旬の満潮の時
ホーランエンヤ
元旦に宝船が海へと向かう。乗り組む若者たちが「ホーランエンヤ」と勇ましくかけ声をかけて漕ぎ、漁業に出て豊漁を祈る。
○オーストリア アルテンマルクト町 1月6日
ペルヒト
古いゲルマン民族の信仰ではペルヒトの祭りに年の始めの鬼が訪れる。また、幸福な結婚やお金持ちになるようにとシンボルを頭上に飾った若者たちが列をなして町をめぐる。
○ブルガリア −シロカルカ村 1月〜3月
新春のクッケリ
新春を迎えると、ブルガリアの国では各地でクッケリの仮面行事が行われる。さまざまな精霊に仮装して村祭りに姿をあらわし、「春よ、はやく来い」と叫び、農作物の豊作を祈る。
○ロシア −サンクトペテルブルグ市 12月31日〜1月5日
年越しの祭り
年越しの日には、マロース(大寒じいさん)と孫娘のスネグローチカ(雪姫)が町の公園や広場にあらわれる。その後から春の妖精にになった少女たちがつづく。ロシアの冬の戸外は零下20度くらい。みんなで焚き火を囲んで元気に踊り、春を呼ぶ。
○イラン −テヘラン市と郊外 春分の日
元旦とカラジ
イランの元旦は春分の日(3月21日頃)。客間の正面に鏡を飾り、その前に穀物、ヨーグルトにんにく、卵、麦の苗などを供える。女性は美しく着飾る。13日のカラジの日には、家族揃って河畔で1日を楽しく過ごす習わしがある。
○タイ −チェンマイ市 4月13日
水かけ祭り
タイの暦では4月13日が元日。この日は寺院の仏像に、人々が香水をかけて清める。チェンマイ市では正午から全市民が猛烈に水をかけあう。夏に向かう暑さのストレスがいっぺんに解消する日でもある。
○ベトナム −ハノイ市 旧暦1月1日〜3日
年賀と人間将棋
文廟は孔子を祭った王朝時代の大学校。今は民族文化センターで正月の伝統行事を復元して行っている。元日は男性、2日は女性の年賀式。文廟の境内では若者と乙女たちの人間将棋が行われている。
1年の始まりの日を祝って平和や健康を願い、豊作と繁栄を祈るのは世界中どこの国の人...